算命学入門|自分の星を知って才能と人生の流れを読み解く方法

みお
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この記事の目次

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算命学(さんめいがく)は、古代中国で生まれた運命学の最高峰とも呼ばれる占術です。生年月日を干支暦(かんしれき)に変換して導き出される「星」から、その人が生まれ持った才能、性格、人生の流れを詳細に読み解くことができます。

日本では昭和の時代に高尾義政によって体系化され、「高尾算命学」として広まりました。四柱推命と同じ干支を基盤としながらも、独自の理論体系を持ち、特に「宿命」と「運命」を分けて考える点が大きな特徴です。

この記事では、算命学をこれから学びたい方に向けて、基本的な考え方から自分の星の調べ方、そしてそれぞれの星の意味まで丁寧に解説していきます。


この記事でわかること

  • 算命学とは何か、その歴史と基本思想
  • 陰陽五行説と干支の基礎知識
  • 自分の「日干」と星の調べ方
  • 十大主星と十二大従星の意味
  • 算命学を使った才能と人生の流れの読み解き方

算命学とは

算命学は、中国の春秋戦国時代(紀元前770年〜紀元前221年)に起源を持つとされる占術です。その根底にあるのは「陰陽五行思想」で、宇宙のあらゆる事象を陰陽と五行(木・火・土・金・水)の組み合わせで説明します。

算命学の基本思想

算命学では、人間は自然の一部であり、生まれた瞬間の宇宙のエネルギーバランスがその人の「宿命」として刻まれると考えます。

  • 宿命(しゅくめい): 生まれ持った変えられない運命。才能・性格・体質など
  • 運命(うんめい): 宿命を土台に、自分の意思と行動で変えていける人生の流れ

この「宿命は変えられないが、運命は変えられる」という考え方が、算命学の大きな魅力です。自分の宿命を正しく理解し、それに沿った生き方をすることで、運命をより良い方向に導くことができるとされています。

四柱推命との違い

算命学と四柱推命は、ともに干支を使う東洋占術ですが、いくつかの違いがあります。

  • 時刻の扱い: 四柱推命は生まれた時刻を重視しますが、算命学では基本的に年月日のみを使います
  • 星の体系: 算命学には独自の「十大主星」「十二大従星」という星の体系があります
  • 理論の深さ: 算命学は「位相法」「守護神法」など独自の技法が多く、非常に奥が深い体系を持っています

陰陽五行と干支の基礎

算命学を理解するためには、陰陽五行と干支の基礎知識が必要です。

十干(じっかん)

十干は、五行にそれぞれ陰と陽を配したもので、10種類あります。

十干 読み 五行 陰陽 自然界の象徴
きのえ 大樹
きのと 草花
ひのえ 太陽
ひのと 灯火
つちのえ 山岳
つちのと 田園
かのえ 鉄鋼
かのと 宝石
みずのえ 大海
みずのと 雨露

十二支(じゅうにし)

十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類です。それぞれに五行と陰陽が割り当てられています。

干支の組み合わせ

十干と十二支を組み合わせると、60通りの「干支(かんし)」が生まれます。これが「六十干支(ろくじっかんし)」であり、算命学では生まれた年・月・日それぞれに六十干支が割り当てられます。


自分の星の調べ方

日干(にっかん)を知る

算命学で最も重要なのは、生まれた日の干支のうち「日干(にっかん)」と呼ばれる十干の部分です。日干はその人の本質を表す「自分自身の星」であり、算命学のすべての判断の出発点となります。

日干を調べるには万年暦(まんねんれき)を使用するか、算命学の専門サイトで生年月日を入力する方法が便利です。

人体星図(じんたいせいず)

算命学では、導き出された星を「人体星図」と呼ばれる図に配置します。人体星図は、頭・胸・腹・左手・右手の5か所に十大主星を、さらに頭上・左肩・右肩・左足・右足の位置に十二大従星を配置したものです。

それぞれの位置には意味があり、たとえば胸の位置にある星はその人の本質的な性格を、頭の位置にある星は社会での顔を表します。


十大主星の意味

十大主星は、その人の性格や才能、行動パターンを示す星です。五行の相生・相剋の関係から導かれ、全部で10種類あります。

貫索星(かんさくせい)

キーワード: 自立、頑固、マイペース

自分の世界観を大切にする独立心の強い星です。他人に左右されず、自分の信念を貫く強さを持っています。守りの姿勢が強く、一度決めたことは簡単に変えません。

石門星(せきもんせい)

キーワード: 協調、社交、政治力

人と協力して物事を成し遂げる才能を持つ星です。集団の中でバランスを取り、調和を図る能力に優れています。リーダーよりも参謀タイプで、人の輪を広げていく力があります。

鳳閣星(ほうかくせい)

キーワード: 楽観、表現力、食

自然体で楽しむことを大切にする星です。表現力が豊かで、食べることや遊ぶことに喜びを感じます。ストレスを溜めにくく、おおらかな性格の持ち主です。

調舒星(ちょうじょせい)

キーワード: 感性、孤独、芸術

繊細な感性と深い精神性を持つ星です。芸術的な才能に恵まれていますが、孤独を感じやすい面もあります。独自の美意識や哲学を持ち、内面の世界が非常に豊かです。

禄存星(ろくぞんせい)

キーワード: 奉仕、愛情、引力

人を惹きつける魅力と愛情深さを持つ星です。周囲への奉仕精神が強く、与えることに喜びを感じます。財運にも恵まれやすく、人望を集める力があります。

司禄星(しろくせい)

キーワード: 蓄積、家庭、堅実

コツコツと物事を積み重ねていく堅実な星です。家庭を大切にし、安定した生活を築くことに長けています。貯蓄の才能があり、地道な努力を続ける忍耐力も備えています。

車騎星(しゃきせい)

キーワード: 行動、闘争、スピード

行動力とスピード感に溢れる星です。じっとしていられない性格で、目標に向かって突き進む力があります。正義感が強く、曲がったことが嫌いな真っ直ぐな性格です。

牽牛星(けんぎゅうせい)

キーワード: 名誉、責任感、プライド

名誉と責任を重んじる誇り高い星です。社会的な地位や評価を大切にし、与えられた役割を全うする責任感があります。組織の中で力を発揮するタイプです。

龍高星(りゅうこうせい)

キーワード: 探求、改革、放浪

知的好奇心が旺盛で、未知の世界を探求する星です。既存の枠にとらわれず、新しい価値観を求めて旅に出るような冒険心を持っています。改革者としての資質があります。

玉堂星(ぎょくどうせい)

キーワード: 学問、伝統、母性

学問や伝統を大切にする知的な星です。学ぶことに喜びを感じ、知識を体系的に蓄積していく能力に優れています。母性的な温かさも併せ持ち、人を育てる才能もあります。


十二大従星の意味

十二大従星は、人のエネルギーの強さや人生のステージを表す星です。人の魂が生まれてから死後の世界に至るまでの12段階を示しています。

エネルギーの強い星

  • 天将星: 最もエネルギーが強い帝王の星。リーダーシップと支配力に優れますが、それだけの試練も受けます
  • 天禄星: 壮年期の安定したエネルギーを持つ星。現実的な力で社会を渡り歩く実力者です
  • 天南星: 青年期の情熱的なエネルギーを持つ星。反骨精神が強く、自分の道を切り拓きます

エネルギーが中程度の星

  • 天恍星: 思春期の夢見がちなエネルギーを持つ星。ロマンチストで感受性が豊かです
  • 天堂星: 老年期の落ち着いたエネルギーを持つ星。経験から生まれる知恵と包容力があります
  • 天胡星: 霊感や直感力に関わる神秘的な星。芸術的な才能やスピリチュアルな感性を持ちます

エネルギーが穏やかな星

  • 天印星: 赤ちゃんのような無垢なエネルギーを持つ星。周囲の愛情を引き寄せる力があります
  • 天貴星: 幼児期の可愛らしいエネルギーを持つ星。品があり、目上の人に可愛がられます
  • 天極星: 死の直前の悟りのエネルギーを持つ星。精神性が高く、物事の本質を見抜きます
  • 天庫星: 入墓の星で、先祖や伝統とのつながりが深い星。蓄積と継承の力があります
  • 天馳星: 死後の魂のように自由なエネルギーを持つ星。多動で落ち着きがありませんが、瞬発力に優れます
  • 天報星: 輪廻転生の星。多才で器用ですが、一つのことに集中しにくい面があります

算命学で人生の流れを読む

大運(たいうん)

算命学では、10年ごとに巡る「大運」によって人生の大きな流れを読みます。大運は生まれた月の干支を起点として順行または逆行し、10年ごとに新しいテーマが訪れます。

大運が自分の宿命と調和している時期は物事がスムーズに進み、相剋の関係にある時期は試練が多くなるとされています。

天中殺(てんちゅうさつ)

算命学で最も知られている概念が「天中殺(てんちゅうさつ)」です。12年のうち2年間、12か月のうち2か月間、天中殺の時期が巡ってきます。

天中殺の期間は、新しいことを始めるのには不向きとされますが、学びや準備の期間として活用すれば、次の運気上昇期に大きく飛躍するための土台を築くことができます。

天中殺には以下の6種類があります。

  • 子丑天中殺: 子年と丑年が天中殺
  • 寅卯天中殺: 寅年と卯年が天中殺
  • 辰巳天中殺: 辰年と巳年が天中殺
  • 午未天中殺: 午年と未年が天中殺
  • 申酉天中殺: 申年と酉年が天中殺
  • 戌亥天中殺: 戌年と亥年が天中殺

算命学を日常に活かすヒント

自分の才能を知る

人体星図に配置された星を総合的に読むことで、自分が生まれ持った才能の方向性が見えてきます。たとえば、車騎星や牽牛星が目立つ人は行動力や社会性を活かす仕事が向いており、調舒星や龍高星が目立つ人はクリエイティブな分野で力を発揮できるでしょう。

人間関係を改善する

相手の日干や十大主星を知ることで、その人の考え方や行動パターンを理解しやすくなります。相手の星を尊重した接し方をすることで、より良い人間関係を築くことができます。

運気の波を意識する

大運や天中殺のサイクルを把握しておくことで、人生の重要な決断のタイミングを計りやすくなります。攻めるべき時と守るべき時を見極め、運気の流れに沿った行動を取ることが開運の秘訣です。


まとめ

算命学は、生年月日から導かれる干支をもとに、人の宿命と運命を深く読み解く東洋占術の奥義ともいえる体系です。十大主星で才能と性格を知り、十二大従星でエネルギーの質を理解し、大運と天中殺で人生の流れを把握する——この3つの軸を組み合わせることで、驚くほど精密な人生の地図を描くことができます。

「宿命は変えられないが、運命は変えられる」という算命学の教えは、自分の本質を受け入れた上で、より良い人生を主体的に切り拓いていく勇気を与えてくれます。まずは自分の日干と主要な星を調べることから始めて、算命学の奥深い世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

#算命学#十大主星#十二大従星#干支暦#才能#運勢#東洋占術
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この記事を書いた人
みお

みお

東京在住の35歳フリーランス。占い歴15年、電話占い5社以上を実際に体験。「正直なレビューを届ける」をモットーに、本当におすすめできるサービスだけを紹介しています。