易経(易占い)の基本入門|六十四卦の読み方と実践方法を徹底解説

みお
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この記事の目次

「易経って難しそう…」「六十四卦って何?」そんな疑問を持ったことはありませんか?

易経(えききょう)は中国発祥の3000年以上の歴史を持つ占術で、かの孔子も深く研究したとされる奥深い叡智の書です。「難しそう」というイメージが先行しがちですが、基本さえ押さえれば初心者でも十分に実践できます。

この記事では、易経の基礎知識から実際の占い方(コインを使った簡単な方法)まで、具体的に解説します。

この記事でわかること

  • 易経(易占い)とは何か、その歴史と仕組み
  • 陰陽・八卦・六十四卦の基本的な読み方
  • コインを使った初心者向けの易占いの手順
  • 卦の解釈とアドバイスの活かし方
  • 易占いをもっと深く学ぶためのステップ

易経とは?3000年の歴史を持つ占術の源流

易経(えききょう、英:I Ching)は、古代中国の春秋・戦国時代ごろに成立したとされる占術の書物です。「経」という字が示すように、単なる占いの本ではなく、宇宙の変化の法則を記した哲学書・思想書でもあります。

易経の基本思想「変化」

易経の「易」という字には、「変化する・移ろう」という意味があります。宇宙や自然界はつねに変化し続けており、その変化には一定のパターンや法則がある——これが易経の根本思想です。

易占いでは、今この瞬間の「変化の状態」を読み取ることで、現在の状況・近い未来の流れ・最善の行動指針を導き出します。

日本での易経の位置づけ

易経は古くから日本の知識人・武将・政治家に愛されてきました。徳川家康も易学を学んでいたとされ、明治時代には占いとしてだけでなく、政財界の意思決定にも活用されていたほどです。

現代でも、易占いを専門とする易者(えきしゃ)が全国に存在し、電話占いやオンライン占いでも人気のある占術です。


易占いの仕組み|陰陽・爻・八卦・六十四卦

易占いを理解するために、まず基本的な概念を押さえましょう。

陰(⚋)と陽(⚊)

易の根本にあるのは「陰と陽」という二元論です。

記号 名称 意味
⚊(一本の線) 陽爻(ようこう) 積極性・活動・男性原理・光
⚋(切れた線) 陰爻(いんこう) 受容性・静寂・女性原理・影

この陰と陽の組み合わせで、世界のすべての変化を表現しようとするのが易の考え方です。

爻(こう)と卦(か)

6本の陰爻・陽爻を縦に積み重ねたものを「卦(か)」と呼びます。一本一本の線を「爻(こう)」と言い、6爻で1つの卦が形成されます。

上爻(6番目)
五爻(5番目)
四爻(4番目)  ← 上卦(外卦)
三爻(3番目)
二爻(2番目)
初爻(1番目)  ← 下卦(内卦)

八卦(はっけ)

3本の爻の組み合わせで「八卦(はっけ)」が作られます。8種類の卦があり、それぞれに象徴する自然・方向・性質があります。

卦名 読み方 記号 象徴するもの
乾(けん) けん 天・強さ・父
坤(こん) こん 地・柔順・母
震(しん) しん 雷・動き・長男
巽(そん) そん 風・従順・長女
坎(かん) かん 水・険難・中男
離(り) 火・明晰・中女
艮(ごん) ごん 山・静止・少男
兌(だ) 沢・喜び・少女

六十四卦

八卦を2つ組み合わせると(下卦+上卦)、8×8=64種類の卦ができます。これが「六十四卦」です。

各卦には名前・卦辞(かじ)・爻辞(こうじ)があり、その卦が示す状況・アドバイス・注意点などが記されています。

たとえば、一番有名な「乾為天(けんいてん)」は「天の上に天」を意味し、「極めて力強い状態。しかし高みに登りすぎることへの戒めも必要」という意味を持ちます。


コインを使った易占いのやり方(初心者向け)

伝統的な易占いは「筮竹(ぜいちく)」という50本の竹の棒を使いますが、初心者にはコインを使う方法がずっと簡単です。

用意するもの

  • 同じ種類のコイン3枚(100円玉でOK)
  • 紙とペン(卦を記録するため)
  • 静かな環境と集中できる時間(5〜10分)

占いの手順

ステップ1:質問を決める

易占いで最も重要なのは「質問の立て方」です。曖昧な質問ではなく、具体的・一問一答で答えられる質問を用意します。

良い質問の例:

  • 「今の仕事を続けることが、私の人生にとってプラスになりますか?」
  • 「A さんと交際を始めるべき時期は今ですか?」

悪い質問の例:

  • 「私の運勢は?」(漠然としすぎ)
  • 「いつ結婚できますか?」(具体的な答えが出しにくい)

ステップ2:コインを6回振る

コインを3枚まとめて手の中で振り、手を開いて結果を確認します。これを6回繰り返し、下(初爻)から順番に記録します。

コインの結果の読み方:

表の枚数 裏の枚数 爻の種類 記号
3枚表 0枚 老陽(動爻) ⊙ → 次は陰に変わる
2枚表 1枚 少陽(不動) ───
1枚表 2枚 少陰(不動) ── ──
0枚表 3枚 老陰(動爻) × → 次は陽に変わる

表=3点、裏=2点として計算する方法もあります(6点=老陰、7点=少陽、8点=少陰、9点=老陽)。

ステップ3:本卦(ほんか)を確認する

6回振った結果を初爻(下)から順に並べると、1つの卦ができます。これを「本卦(ほんか)」と呼びます。

たとえば、下から順に「陽・陰・陽・陰・陰・陽」であれば、下卦は「離(☲)」、上卦は「坎(☵)」となり、卦の名前を調べます。

ステップ4:卦辞を解釈する

本卦が決まったら、六十四卦の解説書(易経の現代語訳版が書店・電子書籍で入手可能)で卦辞を確認します。

解釈のポイント:

  • 卦辞は「今の状況の象徴」として読む
  • 動爻(老陰・老陽)がある場合は、その爻辞が特に重要なメッセージを持つ
  • 「こうすべき」という命令ではなく、「この状況を踏まえてどう動くか」を自分で考えるヒントとして活用する

ステップ5:之卦(しか)を確認する(発展編)

動爻がある場合、その爻だけ陰陽を入れ替えた「之卦(しか)」が現れます。本卦が「現在の状況」を示すなら、之卦は「この先の変化・到達点」を示します。


六十四卦の代表的な卦と意味

すべての六十四卦を一度に覚える必要はありません。まず以下の代表的な卦を押さえておくと、実践がスムーズになります。

1番:乾為天(けんいてん)☰☰

象徴: 天・強さ・創造性

基本的な意味: 最も力強い卦。積極的な行動、創造的な取り組みに吉。ただし傲慢になりすぎることへの戒めも含む。

恋愛で出たら: 積極的なアプローチが功を奏す時期。ただし相手のペースも大切に。

2番:坤為地(こんいち)☷☷

象徴: 地・柔順・受容

基本的な意味: 大地のようにどっしりと受け入れる卦。今は行動するよりも準備・蓄積の時期。

仕事で出たら: 主役を張るより、サポート役に徹することで良い結果が生まれる。

11番:地天泰(ちてんたい)☷☰

象徴: 通じる・調和・平和

基本的な意味: 非常に吉。物事が円滑に進む好調な時期。天と地が交わり、すべてが調和している状態。

12番:天地否(てんちひ)☰☷

象徴: 塞がる・停滞・行き詰まり

基本的な意味: 物事が滞る時期。焦らず、内側を整えることに集中する。必ず転じる時が来る。

63番:水火既済(すいかきせい)☵☲

象徴: 完成・整う・秩序

基本的な意味: すでに目標を達成した状態。しかし完成後は緩みが生じやすいため、気を引き締める必要がある。


易占いを深める3つのステップ

ステップ1:現代語訳の易経を1冊入手する

初心者には、わかりやすい現代語訳の易経入門書が必須です。難解な漢文そのままの解説書は挫折の元なので、図解入りの入門書を選びましょう。

ステップ2:日記をつけながら実践を重ねる

易占いは「実占と照らし合わせ」が上達の近道です。占った日付・質問・出た卦・その後の経過を日記にメモし、数ヶ月後に振り返ることで卦の意味が体感としてつかめてきます。

私自身、易占いを始めたころは「之卦まで読む必要あるの?」と半信半疑でしたが、記録をつけて振り返ると、之卦が示す「変化の方向」が驚くほど的中していることに気づきました。

ステップ3:専門家の鑑定を受けて解釈を学ぶ

独学には限界もあります。電話占いやオンライン占いには易占いを専門とする占い師も多く、実際に鑑定を受けながら「プロがどう卦を解釈するか」を観察するのが上達の大きなヒントになります。

タロット占いの基礎と易占いを組み合わせる学び方もおすすめです。タロット占いの基礎を学ぶ完全ガイドはこちらでタロットの基本も確認してみてください。


よくある質問(FAQ)

Q. 易占いは毎日やっても大丈夫ですか?

A. 同じ質問を何度も占うのはNGです。1つの質問につき1回が基本ルール。ただし、別の質問であれば毎日占っても問題ありません。

Q. コイン占いと筮竹では結果が違いますか?

A. 仕組み上、出やすい卦・出にくい卦に多少の違いがあります。筮竹の方が確率分布が均等とされますが、初心者のうちはコインで十分です。

Q. 易占いで「大凶」の卦が出たら怖いのですが…

A. 易経には「大凶」とはっきり書かれた卦はほとんどありません。最も凶とされる「水天需」や「沢水困」でも、「今はじっと待つ時」「困難の中に必ず抜け道がある」というメッセージが含まれています。凶の卦ほど、丁寧に読むと深いアドバイスが見えてきます。

Q. 電話占いで易占い師に鑑定してもらうメリットは?

A. 初心者が独学で卦を解釈する場合、どうしても「自分に都合よく解釈してしまう」落とし穴があります。プロの易占い師は蓄積された実占経験から、より客観的・具体的なアドバイスをくれます。特に大きな決断の場面では、専門家の視点が大いに助けになります。


まとめ

易経は3000年の歴史を持つ、変化の法則を読み解く占術です。

  • 陰陽の組み合わせで卦を作り、現在の状況と行動指針を読み取る
  • 初心者はコイン3枚を使った方法から始めるのがおすすめ
  • 六十四卦すべてを暗記する必要はなく、実占を重ねながら徐々に覚えていく

易経の魅力は、単なる占いにとどまらず、「どう生きるか」という哲学的な問いを常に投げかけてくれる点にあります。タロットや数秘術と並んで、スピリチュアルな学びをより深める入口として、ぜひ試してみてください。

数秘術のライフパスナンバーの計算方法も、易占いと組み合わせると自己理解が深まります。数秘術の完全ガイドはこちらもあわせてご覧ください。

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この記事を書いた人
みお

みお

東京在住の35歳フリーランス。占い歴15年、電話占い5社以上を実際に体験。「正直なレビューを届ける」をモットーに、本当におすすめできるサービスだけを紹介しています。