易経(えっけい)占い入門|64卦の意味と始め方を完全解説

みお
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この記事の目次

「易経ってどんな占い?」「難しそうで敷居が高い…」——そう感じている方に向けて、易経(えっけい)の世界を初心者にもわかりやすくご紹介します。

易経は今から約3000年前の中国で生まれた古代の占術・哲学書であり、孔子も愛読したとされる東洋最古の叡智のひとつ。日本でも「易占い(えきうらない)」として長く親しまれてきました。


易経とは

易経(英語:I Ching)は、中国の周王朝時代(紀元前11世紀〜)に完成した占いの書であり、東洋哲学の根本的なテキストのひとつです。

「易(えき)」とは「変化」を意味し、この宇宙のすべての現象は「陰と陽の変化」から成り立つという世界観が根底にあります。

項目 詳細
原産 中国(周代)
成立年代 紀元前1000年頃(完成形)
別名 周易(しゅうえき)・易占い(えきうらない)
卦の数 64卦(ろくじゅうしけ)
日本での歴史 飛鳥時代以降に渡来、江戸時代に広く普及

易経の基本思想

陰陽の原理

易経の根本は「陰(−−)」と「陽(—)」という二つの原理です。

陽(—) 陰(−−)
強い・積極的・男性的 柔らかい・受動的・女性的
太陽・光・天 月・影・地
動き・創造 静止・受容

この「陰」と「陽」の組み合わせによって、すべての現象・状況・変化を表現します。

八卦(はっけ)

陰陽を三本重ねたものが「卦(け)」で、三本の組み合わせは全部で**8種類(八卦)**あります。

卦名 記号 象徴 キーワード
乾(けん) 創造・強さ・父
兌(だ) 喜び・柔軟
離(り) 明晰・輝き・美
震(しん) 動き・驚き・始まり
巽(そん) 浸透・柔らかさ
坎(かん) 危険・知恵・流れ
艮(ごん) 静止・瞑想・限界
坤(こん) ≡≡ 受容・養育・母

六十四卦(ろくじゅうしけ)

八卦を二つ重ねることで(上卦+下卦)、64通りの組み合わせが生まれます。これが「六十四卦」です。

それぞれの卦には名前・意味・解説(爻辞:こうじ)があり、占いの結果として導き出される答えとなります。


易経占いのやり方

必要なもの

易経占いには大きく三つの方法があります。

① 筮竹(ぜいちく)を使う伝統的な方法 50本の細い竹(または木の棒)を使う最も伝統的な方法。手順が複雑で時間がかかりますが、最も正確とされています。

② 三枚のコインを使う方法(最も一般的) コインを3枚使い、6回投げることで64卦のどれかを導き出す方法。初心者にも取り組みやすいのでおすすめです。

③ オンライン・アプリを使う方法 現代ではスマートフォンアプリや占いサイトで簡単に易経占いができます。初めての方にはこちらから体験してみるのがおすすめです。


コインを使った易経占いの手順

用意するもの:

  • コイン3枚(同じ種類のもの。10円玉などで可)
  • 紙とペン(結果を書き留めるため)
  • 静かな場所・集中できる環境

手順:

ステップ1:質問を決める

易経は「Yes/No」の答えではなく、「状況の本質と最善の方向性」を示します。良い質問の形は:

  • 「〇〇についての現在の状況と、最善の進め方は?」
  • 「〇〇の問題に対して、私はどう向き合えばいい?」

ステップ2:コインを6回投げる

3枚のコインを一緒に投げて、表と裏の組み合わせで「陽(—)」か「陰(−−)」を決めます。

コインの出方 記号
表2枚 + 裏1枚 陽(—)
表1枚 + 裏2枚 陰(−−)
表3枚 老陽(動爻:変化の陽)
裏3枚 老陰(動爻:変化の陰)

これを下から順番に6回行い、6本の爻(こう)を積み上げます。

ステップ3:卦を確認する

6本の爻から形成された卦(本卦)と、老陽・老陰がある場合は変化後の卦(之卦)を、易経の本や対応表で調べます。


代表的な64卦の解説

64すべてを掲載することはできませんが、代表的な卦の意味を紹介します。

第1卦:乾(けん)— 天

キーワード: 創造・力強い始まり・リーダーシップ

この卦が出たときの意味:強い創造力・行動力を持って前進するとき。困難があっても自分の力で道を切り開ける時期。

第2卦:坤(こん)— 地

キーワード: 受容・忍耐・協調・着実な積み上げ

この卦が出たときの意味:今は主役として動くのではなく、支えること・受け入れること・着実に積み上げることが吉の時期。

第11卦:泰(たい)— 地と天

キーワード: 平和・調和・繁栄・良い時期

この卦が出たときの意味:物事が順調に進む好時期。天(陽)と地(陰)が調和した最良の状態。行動を起こすのに適した時期。

第12卦:否(ひ)— 天と地

キーワード: 停滞・困難・引きこもり

この卦が出たときの意味:物事が滞る時期。外に出て動くより、内側を整え・準備する時期として活用する。焦らず静観が吉。

第29卦:坎(かん)— 水

キーワード: 危険・試練・深み・知恵の習得

この卦が出たときの意味:困難な状況の中にあるが、その中でこそ深い知恵と力が育まれる。正道を守り続けることが突破口になる。

第30卦:離(り)— 火

キーワード: 明晰・美・依存・発展

この卦が出たときの意味:物事が明確になる・輝く時期。ただし火は何かに依存して燃えるため、支えとなるものを大切にすることが重要。

第63卦:既済(きせい)— 水と火

キーワード: 完成・達成・完了

この卦が出たときの意味:目標が達成された・完成した状態。ただし完成後も慎重に維持することが大切。油断禁物。

第64卦:未済(びせい)— 火と水

キーワード: 未完成・可能性・新しいサイクルの始まり

この卦が出たときの意味:まだ完成していないが、可能性に満ちた状態。丁寧に段階を踏んで進めることで、次のサイクルで完成する。


易経占いで聞くと良い質問・悪い質問

良い質問の例

  • 「転職を考えているが、今の状況と最善の進め方は?」
  • 「〇〇さんとの関係において、私は何を意識すればいい?」
  • 「今の仕事の状況の本質と、向き合い方を教えてください」
  • 「この決断をする際に、私が考慮すべきことは何か?」

悪い質問の例

  • 「〇〇は私のことが好きか?」(Yes/No型は向かない)
  • 「宝くじは当たるか?」(運命決定的な質問)
  • 「何をすればいいか?」(漠然としすぎる)

易経占いと他の占術の比較

占術 特徴
易経 状況の本質と変化の方向性を示す東洋の叡智
タロット 78枚のカードで現在・過去・未来のストーリーを読む
西洋占星術 天体の動きから性格・運勢・タイミングを読む
四柱推命 生年月日時から命式を作り人生の流れを読む

易経は「答えを教えてもらう」より「状況の本質を理解し、最善の行動を選ぶ」ためのツールとして特に優れています。


まとめ

易経は3000年の歴史を持つ、変化の哲学とシンプルな二項原理から成る東洋最古の叡智です。

「答えを教えてもらう占い」ではなく、「自分の状況を深く理解し、最善の選択をするための知恵の鏡」として活用すると、易経は人生の大切な羅針盤になります。

初めての方はオンラインツールや易経入門書から気軽に始めてみてください。


よくある質問(FAQ)

Q. 易経は難しいですか?初心者でもできますか? A. 伝統的な筮竹法は習得に時間がかかりますが、コイン法なら誰でも簡単に始められます。また、現代はスマートフォンアプリでも手軽に体験できます。64卦の意味は徐々に覚えていけば大丈夫です。

Q. 易経は何回も同じ質問を聞いてもいいですか? A. 易経は「今この瞬間の状況」を映す鏡のため、同じ質問を短時間に繰り返すと、混乱した答えが出やすくなります。一つの質問に対して一回の答えを受け取り、それと向き合うことをおすすめします。

Q. 易経占いと四柱推命・西洋占星術はどう違いますか? A. 四柱推命・西洋占星術は生年月日から人の命式・性格・運命の傾向を読むのに対し、易経は「今この瞬間の状況の本質」と「最善の対処の方向性」を示します。目的に合わせて使い分けるのが最も効果的です。

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みお

東京在住の35歳フリーランス。占い歴15年、電話占い5社以上を実際に体験。「正直なレビューを届ける」をモットーに、本当におすすめできるサービスだけを紹介しています。